
不倫をする男性の常套句、「奥さんとはうまくいっていないんだ」「奥さんとは離婚をしようと思っている」というものがありますが、それとはまた別に奥さんの愚痴をあなたに伝えることがあります。
「掃除をきちんとしない」「ご飯がまずい」など、あなたからしてみれば「だから何?」と思ってしまうものばかりです。
しかし、彼が奥さんの愚痴をあなたに言うのにはわけがあるのです。
彼の言葉の裏をのぞいてみましょう。
奥さんと違うと言って!
彼が奥さんに対して不満に思っていることをあなたは持ち合わせていないのかを確認しています。
「奥さんは掃除ができないんだ!」と言われたら「私は綺麗好きだから掃除は得意だよ」という答えを期待しています。
彼があなたとの将来を夢見ている場合には、将来のお嫁さんとして今の奥さんと同じような女性を選びたくないと思っているからです。愚痴として吐き出された奥さんの不満に対して「私は違うよ」と言って欲しいという願望が込められています。
ただ愚痴を吐き出しているように見えて、実はあなたは試されているのです。
不倫の関係だからこそできる試し方ですが、やられた方としてはあまり気持ちのいいものではありませんよね。
奥さんのことを愛していないアピール
不倫の関係をあなたと続けていくためには、あなたにこれからもずっと愛してもらわなければいけません。
不倫を始める際には上でご紹介した常套句を使って、奥さんと上手くいっていないことをアピールし、女性の気持ちを手に入れるものです。奥さんと上手くいっている人を好きになって、お付き合いをしようとはなかなか思いませんよね。
奥さんのことを愛していない分、自分を愛してもらえると思い込ませることができます。これは不倫の関係がスタートしてからも同じ効果を発揮することができます。
奥さんの愚痴を並べることで、好きでもない女性と嫌々暮らしている、愛しているのはきみだけなんだ、という気持ちを伝えようとしているのです。
可哀想だと同情して!
男性は堂々としていて強い生き物だと思っていませんか?
男性は自分に興味を持ってもらい、尊敬され、同調され、同情までもして欲しいと思っている生き物です。
しかしこれは気を許した女性にしか見せることのない姿です。
女性に甘えているのです。
僕は我慢をして生活をし生きている、きみといる時には本来の自分に戻れるなんて言われたことはありませんか?同情して優しくして欲しいという願望が込められていますよ。
そしてそれ以上に同情し、これからも精一杯の愛情を注いで欲しいと思っています。
男性は寂しい生き物で、好きな女性に愛されていることで安心を得ることができるのです。